勝沼ぶどう郷駅周辺の鉄道遺産をめぐる フットパスツアー
20090419



勝沼ぶどう郷駅前の公園整備に伴い、埋もれていたスイッチバック当時の旧プラットホームが蘇りました。勝沼フットパスの会では、駅周辺の鉄道遺産をめぐるフットパスツアーを開きます。線路跡やホーム跡、レンガ隧道など、地域の発展に大きな役割を果たした鉄道の歴史をしのびながら、一緒に歩いてみませんか。
■開催日時  平成21年4月19日(日) 午前9時30分〜11時30分ころ  ※小雨決行
■集合時間と場所
午前9時30分までにJR中央線 勝沼ぶどう郷駅前公園(電気機関車前)に集合
※駐車場は、JAフルーツ山梨菱山支所敷地内をご利用ください。
■参 加 費  100円(保険料等) 
■募集定員 30人(先着順)
■申し込み  4月16日(木)までに勝沼フットパスの会事務局までFAXで
申し込んでください。FAX.NO. 0553−44−2933
※お名前、ご住所、お電話番号、年代を明記してください。様式は自由です。

当日のコース:約4km 全行程ガイド同行
勝沼ぶどう郷駅前公園※スタート前に電気機関車内見学〜大久保沢河川隧道〜大日影トンネル遊歩道入口付近〜菱山道路隧道〜旧勝沼駅プラットホーム〜大滝川河川隧道〜駅舎(解散)

主な見どころ

■大日影トンネル 
明治36年に開通した長さ1368mのトンネル。壁面のレンガは建設当時のまま、レールは廃線になる平成9年以前の状態で保存されている。待避坑や鉄道標識も残されている。

■旧プラットホーム 
昭和43年(1968)まで使われていた旧勝沼駅のプラットホームのうち、北側部分の約50m
が残されている。先端には駅員専用の通路もあり、スイッチバック当時の旧駅を知る人には懐かしい。


■大久保沢と大滝川の河川隧道 
中央線の建設とともに造られたレンガ造りの河川隧道。大久保沢の隧道は英国式のアーチ型隧道で、焼きムラのあるレンガを交互に組み合わせて積んだ壁面が特徴で優美な姿を見せている。


■引込み線跡
ホーム跡の北側にはスイッチバックの引込み線跡が残っている。昔は列車が一時停車したので、地元の人たちは駅まで行かずにこの場所でよく乗り降りしたという。



■菱山道路隧道 
中央線開通のとき造られた長さ29m、幅3mのレンガ積みアーチ構造の道路隧道。


■EF64-18電気機関車 昭和41年に主に貨物用の機関車として製造された。中央線のほか、青梅線や
篠ノ井線などで活躍した。単線当時の中央線や勝沼駅を知る貴重な機関車。


スナップショット



主催:勝沼フットパスの会(NPO法人勝沼文化研究所内)
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